HubSpotって何がいいの?注目のインバウンド・マーケティングを徹底解剖!
昨今、「インバウンドマーケティング」という言葉を聞く機会が増えた方も多いのではないでしょうか?
これまではテレビCMやラジオ、訪問営業など、「アウトバウンド」と呼ばれるプッシュ型のマーケティングが主な手法として、企業に採用されていました。
しかし、インターネットの発達による情報量の増加で、マーケティングの手法も変化しつつあります。日本国内でもインバウンドマーケティングを取り入れている企業が増えています。
そこで今回は、インバウンドマーケティングとはどのようなものなのか、そしてインバウンドマーケティングの先駆者であるHubSpot社のサービスについてご紹介します。
今注目のインバウンドマーケティングとは
インバウンドマーケティングとは、従来のアウトバウンドマーケティングとは異なり、「プル型」のマーケティング手法です。
アウトバウンドマーケティングは、テレマーケティングやダイレクトメールなど、顧客を「追いかける」タイプの手法でした。しかしインバウンドマーケティングは、企業側が情報を発信し、顧客に情報やサービスを「見つけてもらう」タイプです。
この手法は、インターネットの普及で世の中に流れる情報量が多くなり、顧客自身が欲している情報を探しやすくなったことが影響しています。
2005年にインバウンドマーケティングを提唱したHubSpot社は、インバウンド手法の実践には3つの方法があると唱えています。
引用:HubSpot社
- Attract(惹きつける):有益なコンテンツや対話を通じてオーディエンスを惹きつけ、頼りになるアドバイザーとしての自社の存在感を高めます。
- Engage(信頼関係を築く):相手の課題や目標に合わせた情報やソリューションの提供によって、取引の成約の可能性を高めます。
- Delight(満足させる):購入した製品やサービスを使って顧客が目標を達成できるように、必要な支援を行います。
HubSpotでは「顧客の成功が自社の成功に繋がる」と考えています。この3つの方法はどれも顧客を最優先に考えているため、自社を信用してもらうことで長期的なパートナーとして選んでもらうことを目的としています。
また、顧客自身の成功体験を周囲にも共有してもらうことで、見込み客を自社に惹きつけるという仕組みを作り出しているのです。
インバウンドマーケティングは、どれだけ顧客に成功体験を与えられるかがポイントになってくるともいえるでしょう。
アウトバウンドマーケティングは時代遅れ?
では、従来のアウトバウンドマーケティングはもう時代遅れなのでしょうか。
顧客に成功体験を与えるインバウンドマーケティングは有効性を増しています。しかし、アウトバウンドの施策の有効性がまったく無くなってしまったわけではありません。テレアポや広告、DMなどのアウトバウンドの施策は、顧客視点に立ち、その顧客の課題解決に役立つ情報として、適切なタイミングで提供できれば有効な施策になります。
インバウンドとアウトバウンドの施策を適宜取り入れることで、より顧客の成功体験を増やし、顧客獲得に繋がりやすくなるでしょう。
HubSpotはインバウンドマーケティングで活用できる優秀ツール
インバウンドマーケティングの先駆者であるHubSpot社では、インバウンドマーケティングで必要なツールをオールインワンで提供しています。使い方は自社の事業内容に合わせてプランを組むことができるので、とても優秀なツールとして既に多くの企業で導入されています。
ここではHubSpotで何ができるのかをご紹介していきます。
HubSpotとは
HubSpotとは、インバウンドマーケティングに特化したCRMプラットフォーム(顧客管理システム)です。優れた顧客体験を構築し、それを更に発展させるために必要なツールが揃っています。
どのツールもひとつのデータベースを基にしているため、社内の全チームが同じデータを共有できます。そのため、チーム間の連携も円滑になり、顧客満足度の向上も図れることが最大の特徴です。
- CRMプラットフォーム(顧客管理システム)
- CMS Hub(コンテンツ管理システム)
- Marketing Hub(MAツールなどのマーケティング支援システム)
- Sales Hub(営業支援管理システム)
- Service Hub(カスタマーサービスシステム)
- Operations Hub(データ連携システム)
大きく分けると6つのシステムがあり、それぞれのシステムで便利なツールを提供しています。
HubSpotでできること
HubSpotでは、
- マーケティング
- 営業
- カスタマーサービス
- オペレーション
の4つの分野で、それぞれできることがあります。
マーケティングではリードの創出、営業では見込み客から顧客への転換、カスタマーサービスでは顧客から推奨者への転換、オペレーションではシステム間の連携の強化。
HubSpotでは、顧客体験をバイヤージャーニー全体で途切れず提供するための施策を、各分野で行うことができます。
まとめ
マーケティングDXが加速する中、HubSpotのツールを駆使することで、これからの時代に必須になるインバウンドマーケティングの施策を上手く活用することができるでしょう。また既にインバウンドマーケティングを取り入れている企業であっても、現状の施策に課題を抱えている場合はHubSpotで改善策となるツールが見つかるでしょう。
弊社SORAMICHIでは、HubSpotの導入サポートを行っております。インバウンドマーケティングやHubSpotに興味のある企業担当者様は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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