【2025年1月更新】12月度のWeb広告関連のアップデート情報まとめ

2024年12月にアップデートされた運用型広告の情報をご紹介します。

今月アップデートがあった媒体は、Yahoo!広告・LINE広告・Microsoft広告です。
アップデート情報は顧客や自社の広告運用に活用していきましょう。

株式会社SORAMICHI(ソラミチ)は、企業変革を戦略立案から実行まで伴走するDXコンサルティング集団です。 豊富なコンサルティング経験をもとに、マーケティング・IT戦略を踏まえた目指すべき姿を描き、高度な専門性をもって、お客様の課題解決の為に最適なソリューションを提供し、実行まで伴走いたします。

まずはお気軽にご相談ください。

目次

Yahoo!広告のアップデート

【検索広告(ショッピング)】検索連動型ショッピング広告にてPC・タブレットへの配信追加

Yahoo!広告のアップデートとして、検索広告(ショッピング)の検索連動型ショッピング広告(以下、SSA)において、今まではスマートフォンへのみ配信されていたところに、PCやタブレットへの配信が新たに追加されました。これにより、より幅広いユーザー層に商品を訴求できるようになり、複数デバイスを横断してオンラインショッピングを行うユーザーにも効果的にリーチしやすくなります。

また、キャンペーン単位でデバイスターゲティングを利用できるようになったことで、デバイスごとに最適な入札戦略やクリエイティブを組み立てることが可能になり、より高度な広告運用が期待できます。スマートフォン向けだけでなく、PCやタブレットの利用状況やユーザーの購買行動を把握し、デバイスの特性に合わせた広告配信を行うことで、さらなる成果の向上につなげられるでしょう。

■配信イメージ

画像:PC・タブレット配信およびデバイスターゲティングの提供
https://s.yimg.jp/images/ads-promo_edit/support/pdf/2411_SSA_PCTablet_JP.pdf

■実施日
2024年12月11日(水)

参考:【検索広告(ショッピング)】検索連動型ショッピング広告のPC・タブレット向け配信とデバイスターゲティング対応について
https://www.lycbiz.com/jp/news/yahoo-ads/20241126-01/?page=3

【ディスプレイ広告(運用型)】動的ディスプレイ広告 「商品閲覧履歴のあるユーザーにのみ配信」の提供終了

Yahoo!広告のディスプレイ広告(運用型)において、動的ディスプレイ広告のオーディエンスリストターゲティングで提供されてきた「商品閲覧履歴のあるユーザーにのみ配信」の機能が終了となりました。これまでは、商品ページを閲覧したことのあるユーザーに対してピンポイントで広告を配信できる利便性がありましたが、機能終了に伴い、該当する設定を使用している場合は早めに設定変更を行う必要があります。

もし終了時点で変更が行われていない場合は、自動的に「オーディエンスリストを指定して配信」の設定に切り替わるため、狙いたいターゲット層や広告効果を改めて確認しながら、運用体制を見直すことが求められます。

商品閲覧履歴に絞った配信ができなくなることでリターゲティングの戦略が変化する可能性もあるため、ユーザーの興味関心をより細かく把握できるターゲティング設定の活用や、配信クリエイティブの最適化など、新たな手法の検討が重要になるでしょう。

■提供終了日(予定)
2025年2月13日(木)

参考:【ディスプレイ広告(運用型)】動的ディスプレイ広告 「商品閲覧履歴のあるユーザーにのみ配信」の提供終了について
https://www.lycbiz.com/jp/news/yahoo-ads/20241219/?page=2

LINE広告のアップデート

SKAN広告グループで MMP計測でのCVの自動入札が利用可能に

SKAdNetwork (SKAN)計測を設定している広告グループで、 モバイル計測パートナー(MMP)のインストールイベントの自動入札が利用可能になります。これにより、手動入札での調整の手間なく広告配信が効率的に最適化されるため、より高い成果が期待できます。

※SKAdNetwork(SKAN)計測とは、Appleが提供するiOSアプリにおける広告効果測定ツール。プライバシーを重視した形でアプリインストール等を計測する方法です。

画像・参考:LINE広告アップデート情報 2024年12月 SKAN広告グループで MMP計測でのCVの自動入札が利用可能に
https://www.lycbiz.com/jp/news/line-ads/20241210

LINE Dynamic Adsで「価格」情報の表示が可能に

LINE Dynamic Adsにおいて、新たに商品カタログに登録されている「価格」情報を広告内に表示できるようになりました。価格は「ラベル」と同じデザインで表示されるため、ユーザーが広告上で直接商品の金額を確認できるようになり、購入意欲を高めやすい点が特徴です。

また、2024年12月にはSKAN広告グループにおいて、MMP計測を用いたコンバージョンの自動入札機能も利用可能となるなど、LINE広告全体の利便性がさらに向上しています。詳しい情報は、LINE広告のアップデート情報や関連ドキュメントを参照していただくと、今後の広告運用に生かせる新機能・新設定をより具体的に把握できるでしょう。

画像・参考:LINE広告アップデート情報 2024年12月 SKAN広告グループで MMP計測でのCVの自動入札が利用可能に
https://www.lycbiz.com/jp/news/line-ads/20241210

Microsoft広告のアップデート

広告表示オプションの「プロモーション表示オプション」が利用可能に

Microsoft広告のアップデートとして、広告表示オプションに「プロモーション表示オプション」が追加されました。これにより、訴求したいイベントの内容とその期間を広告内で同時に表示できるようになり、ユーザーに対してキャンペーン情報をわかりやすくアピールすることが可能になります。

また、イベント期間に合わせて配信スケジュールを設定すれば、イベント終了後には自動でプロモーション表示を終了できるため、細かな手動管理の手間を省いて効率的な広告運用を行いやすくなるでしょう。

参考:プロモーション表示オプション: さまざまな行事でスペシャル オファーを強調表示する
https://help.ads.microsoft.com/#apex/ads/ja/60046/1

<最後に>

以上が2024年12月にアップデートされた運用型広告の情報です。

SORAMICHIでは、各媒体社からの最新情報を活用して、質の高いマーケティング支援を提供しています。

次回もアップデート情報をお届けしていきますので、またご覧ください。

運用中の広告設定に関する質問や不明点がある場合は、お気軽にご相談ください。

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