【2025年3月更新】2月度のWeb広告関連のアップデート情報まとめ

2025年2月にアップデートされた運用型広告の情報をご紹介します。
今月アップデートがあった媒体は、Google広告・Yahoo!広告・LINE広告・Microsoft広告・Facebook広告・X広告です。
アップデート情報は顧客や自社の広告運用に活用していきましょう。
株式会社SORAMICHI(ソラミチ)は、企業変革を戦略立案から実行まで伴走するDXコンサルティング集団です。 豊富なコンサルティング経験をもとに、マーケティング・IT戦略を踏まえた目指すべき姿を描き、高度な専門性をもって、お客様の課題解決の為に最適なソリューションを提供し、実行まで伴走いたします。
まずはお気軽にご相談ください。
Google広告のアップデート
サイトリンクの掲載箇所にレスポンシブ検索広告の広告見出しを最大 2 個表示できるように
検索広告において、これまでサイトリンクを掲載していた箇所にレスポンシブ検索広告の見出しを最大2個表示できるようになりました。
レスポンシブ検索広告の見出しは最大15個設定できるにも関わらず、これまでは最大3個までしか表示できませんでしたが、今後は最大4個まで表示できるようになります。
この場合、広告見出しに基づいて作成された 2 個のリンクでは、広告の最終ページ URL が参照されます。
検索意図にマッチした広告見出しが表示されることで、ユーザーの関心を引きやすくなるため、広告の成果向上につなげることができます。
■実施日
2025年2月20日(木)
画像・参考:アセットの柔軟性を高め、AI を活用した検索広告でパフォーマンスを高める
https://support.google.com/google-ads/answer/15967262?sjid=15795883408438847412-NC
Yahoo!広告のアップデート
【検索広告】自動入札タイプ「拡張クリック単価」の提供終了
検索広告において拡張クリック単価の提供が終了になります。
これに伴い、現在拡張クリック単価を使用している場合、他の自動入札タイプへの変更が必要になります。
具体的には、Yahoo!広告では以下の形での使い分けが推奨されています。
画像:拡張クリック単価の提供終了について
https://s.yimg.jp/images/ads-promo_edit/support/pdf/202506_YSA_EndOfIndividualCPC_EnhancedCPC_JP_RN.pdf
拡張クリック単価の提供終了までに他の入札戦略に変更しない場合は、自動的に手動入札の個別クリック単価に切り替わります。
なお、早めに入札戦略を変更することで、その戦略に関する運用実績やデータを十分に蓄積でき、より効果的な最適化が可能になります。できるだけ早期に切り替えをご検討ください。
参考:【検索広告】自動入札タイプ「拡張クリック単価」の提供終了について
https://www.lycbiz.com/jp/news/yahoo-ads/20250205/?page=2
【検索広告】ファビコンアセットの提供開始
【検索広告】ファビコンアセットの提供開始
検索広告においてファビコンアセットの提供が開始されます。
ファビコンとは検索結果画面でサイトのロゴのことです。
設定を行わない場合はデフォルトの地球儀アイコンが表示されます。
ファビコンを設定することで広告の視認性が向上し、クリック率や広告効果の改善が期待vできますので、早期の作成・設定をおすすめします。
また、ファビコンアセットは一度作成すると後削除ができず、上限が100件までと制限されています。(ただし、「掲載不可」「掲載停止」のものは件数に含まれません)。作成時は慎重に検討したうえで設定しましょう。
画像:ファビコンアセットについて
https://s.yimg.jp/images/ads-promo_edit/support/pdf/20250225_YSA_FaviconAssets_JP_RN.pdf
入稿規定は以下の通りで、正方形の画像が必要になります。
画像:ファビコンアセットについて
https://s.yimg.jp/images/ads-promo_edit/support/pdf/20250225_YSA_FaviconAssets_JP_RN.pdf
■実施日
2025年3月18日(火)
参考:【検索広告】 ファビコンアセットの提供開始について
https://www.lycbiz.com/jp/news/yahoo-ads/20250121-01
【検索広告】キーワードを生成AIが提案する機能の提供開始
検索広告において、キーワードをAIが提案する機能の提供が開始されました。
広告に設定する最終リンク先URLを入力すると、入力したURLのウェブサイトの情報をもとに生成AIがキーワードを提案します。
なお、AIを用いたキーワードの生成は1アカウントにつき1か月30回までなのでご注意ください。
参考:【検索広告】キーワードを生成AIが提案する機能の提供開始について
https://www.lycbiz.com/jp/news/yahoo-ads/20250129/?page=2
【ディスプレイ広告(運用型)】動的ディスプレイ広告が全アカウントで提供開始
ディスプレイ広告において、全アカウントで動的ディスプレイ広告が配信できるようになりました。
動的ディスプレイ広告とはユーザーの行動履歴や属性をもとにユーザーに最適な画像広告を自動で作成して配信する広告のことです。さらには、広告グループごとに性別や年齢、価格帯などでユーザーを絞り込むことも可能です。
動的ディスプレイ広告は、通販サイトや旅行予約サイトなど、多数の商品を扱うウェブサイトやアプリでの利用において、高い広告効果が期待できます。
動的ディスプレイ広告を作成するには、新たに追加された「商品リスト訴求」目的を選択して広告を作成してください。
■実施日
2025年2月4日(火)
■配信イメージ
画像:動的ディスプレイ広告について
https://ads-help.yahoo-net.jp/s/article/H000044698?language=ja
参考:【ディスプレイ広告(運用型)】動的ディスプレイ広告 全アカウント提供開始のお知らせ
https://www.lycbiz.com/jp/news/yahoo-ads/20250121/?page=2
【ディスプレイ広告(運用型)】LINEサービスへの広告配信追加
ディスプレイ広告においてLINEサービスで配信できる箇所が増えました。
具体的には、新たにLINEファミリーアプリ・LINE広告ネットワークにもYahoo!広告から広告を配信できるようになります。
今回のアップデートによりさらに幅広いユーザーに広告を配信できるようになるため、これまでリーチできなかったユーザー層への配信が期待されます。
LINE広告と同じ掲載面に、Yahoo!広告でもわざわざ配信を行う必要があるのか、疑問に感じる方も多いかもしれません。
Yahoo!広告とLINE広告とでは保有するユーザーデータが異なるため、たとえ同じ掲載面でもターゲティングや広告配信の精度・効果に違いが生じます。そのため、双方を併用することで、より広範囲かつ多様なユーザー層へのリーチが可能になります。
まずは両方の広告を併用し、それぞれの効果を比較・検証したうえで、より効率的なほうに絞り込んでいく運用方法をおすすめします。
■実施日
2025年2月3日(月)
参考:【ディスプレイ広告(運用型)】LINEサービスへの広告配信追加について
https://www.lycbiz.com/jp/news/yahoo-ads/20250214/?page=1
【ディスプレイ広告(運用型)】サーチキーワードターゲティングの提供終了
ディスプレイ広告においてサーチキーワードターゲティングの提供が終了になります。
これに伴い既存のサーチキーワードリストをオーディエンスリスト「高度なセグメント」に移行する必要があります。
高度なセグメントとは任意のフリーワードを登録することでそのキーワードに関連したユーザーに広告配信を行ってくれる機能のことです。
高度なセグメントに移行することでサーチキーワードターゲティングでターゲティングしていたユーザーへの広告配信が継続できます。
移行する際にはYahoo!広告が提供するリスト移行機能を活用しましょう。
リスト移行機能を利用することでサーチキーワードリストに含まれるキーワードの中から最適なものを選択して高度なセグメントを自動で作成してくれます。
引き継がれるキーワードの選び方は以下のようになっています。
画像:サーチキーワードターゲティング提供終了(提供終了時期とリスト移行機能について)
https://s.yimg.jp/images/ads-promo_edit/support/pdf/202501_YDA_SearchKeywordTargetingDiscontinued_JP_RN.pdf
また、高度なセグメントへの移行に伴いサーチキーワードターゲティングの停止も済ませておきましょう。
参考:【ディスプレイ広告(運用型)】サーチキーワードターゲティングの提供終了について
https://www.lycbiz.com/jp/news/yahoo-ads/20250129-01/?page=2
【ディスプレイ広告(運用型)】オーディエンスリストターゲティングの機能変更について
ディスプレイ広告のオーディエンスリストターゲティングにおいて、以下2点が変更されました。
共通オーディエンスリストのカテゴリー追加
「興味関心」「購買意向」「属性・ライフイベント」の各分野でカテゴリーが追加され、より細かいターゲティングができるようになりました。追加カテゴリーの詳細は、以下の資料をダウンロードしてご確認ください。
参考:【Yahoo!広告 ディスプレイ広告】新規追加される共通オーディエンスカテゴリー一覧
https://s.yimg.jp/images/ads-promo_edit/support/pdf/20250226_YDA_NewlyAdded_sharedaudiencecategories_JP_RN.pdf
また、カテゴリーの追加に伴い、一部の既存カテゴリーで広告の配信傾向が変わる場合があります。下図の例をご参照ください。
画像:【ディスプレイ広告】オーディエンスリストターゲティングの機能変更について
https://www.lycbiz.com/jp/news/yahoo-ads/20250206/?page=2
共通オーディエンスリストで除外設定に対応
これまで共通オーディエンスリストはリストを選択し配信することしかできませんでしたが、今後は配信がされないよう共通オーディエンスリストを除外できるようになります。
これにより精度の高いターゲティングが可能になり、広告効果の改善も期待できます。
■実施日
2025年2月26日(水)
参考:【ディスプレイ広告】オーディエンスリストターゲティングの機能変更について
https://www.lycbiz.com/jp/news/yahoo-ads/20250206/?page=2
【ディスプレイ広告(運用型)】入札戦略「コンバージョン価値の最大化」(β版)の提供開始
ディスプレイ広告の入札戦略において、「コンバージョン価値の最大化」(β版)の提供が開始されます。
この入札戦略は、複数の価格帯のコンバージョンが存在する場合に特に有効であり、コンバージョン数の最大化ではなく、それぞれのコンバージョンが持つ価値(売上)そのものを最大化することを目的としています。
各コンバージョンの価値に応じて入札額が自動調整されるため、広告のROI改善や売上向上を目指す広告主にとって最適な戦略です。
「コンバージョン価値の最大化」(β版)は、広告費用対効果(※)の目標値の設定有無によって、挙動が異なります。
コンバージョン価値の最大化(目標値なし)
広告費用対効果が目標値以上となる状態を維持しながら、 コンバージョン価値が最大になるよう入札価格を自動調整
コンバージョン価値の最大化(目標値あり)
キャンペーンの1日の予算を100%消化することを目指して、コンバージョン価値の高いリクエストから順に配信するように入札価格を調整
■実施日
2025年2月19日(水)
参考:【ディスプレイ広告(運用型)】入札戦略「コンバージョン価値の最大化」(β版)の提供開始
https://www.lycbiz.com/jp/news/yahoo-ads/20250205-01
LINE広告のアップデート
クロスターゲティング機能の提供終了
LINE広告においてクロスターゲティング機能の提供が終了になります。
クロスターゲティング機能は、異なるLINE広告アカウント間でオーディエンスを共有できる仕組みでしたが、今後は同様の機能を有する 「ビジネスマネージャー」への移行が推奨 されています。
ビジネスマネージャーでも同様の機能を備えているため、随時移行する必要があります。
ビジネスマネージャーへの移行については、自動的に行うための専用ツールなどは提供されておらず、ビジネスマネージャーの管理画面にてオーディエンスを再設定する必要があります。提供終了に備え、早めの移行をおすすめします。
参考:クロスターゲティング機能(オーディエンスの公開・LINE Tagの共有機能)の提供終了に関するご案内
https://www.lycbiz.com/jp/news/line-ads/20241113
Microsoft広告のアップデート
P-MAXにて新規顧客獲得の最適化ルールが実施
P-MAX広告で新規顧客獲得の最適化ルールが実施されます。
新規顧客獲得の最適化ルールは、サイト内で商品を購入したことがない、サービスを利用したことがないユーザーを中心に配信を行う入札戦略のことです。
新規顧客獲得の最適化ルールには以下の2種類の配信方法があります。
①新規顧客への入札額を増やす
既存顧客にも入札を行いつつ、新規顧客の入札額を増やすという配信方法です。
1つのキャンペーンで両方にアプローチしたい場合におすすめです。
②新規顧客だけに入札を行う
新規顧客だけに絞って入札を行うという配信方法です。
1つのキャンペーンでとにかく新規顧客獲得を狙いたいという場合におすすめです。
新規顧客獲得の最適化ルールを適用するには、アカウント単位で新規顧客獲得の設定をする必要があります。
具体的には新規顧客獲得のコンバージョン値の設定と新規顧客に該当するオーディエンスリストの作成です。
参考:Create a Performance Max campaign
https://help.ads.microsoft.com/#apex/ads/en/60176/0
Facebook広告のアップデート
Threads広告が登場
これまでMeta広告にはInstagramとFacebookの広告しかありませんでしたが、Threads広告が登場することになりました。現在は一部の広告主向けにテスト運用中ですが、今後さらに展開される予定です。
初期テストで表示されるThreads広告は画像広告です。一部利用者のThreadsホーム画面のフィードで、コンテンツとコンテンツの間に広告が表示されます。
またThreads広告は、Instagramフィードのキャンペーン目的の一部として利用できるようになります。つまり、すでにInstagramで広告を配信している方は、簡単にThreadsにも広告を配信できるようになります。
■配信イメージ
参考:Threads広告が登場: 急成長しているコミュニティにキャンペーンを拡大可能に
https://www.facebook.com/business/news/introducing-ads-in-threads
X広告のアップデート
ショップスポットライト機能がiOSアプリユーザーにも反映
X広告において、これまで Web版のみで利用可能だった、ショップスポットライト機能がiOSアプリにも反映されるようになりました。
ショップスポットライト機能とは、ショッピングマネージャーで商品セットを設定すれば、Xのプロフィール画面に注目商品をカルーセル形式で掲載することができる機能です。ユーザーが商品をタップすることでECサイトに直接遷移し、そのまま商品購入が可能です。
画像・参考:ショップスポットライト機能がiOSアプリユーザーみなさまにも反映されました
<最後に>
以上が2025年2月にアップデートされた運用型広告の情報です。
SORAMICHIでは、各媒体社からの最新情報を活用して、質の高いマーケティング支援を提供しています。
次回もアップデート情報をお届けしていきますので、またご覧ください。
運用中の広告設定に関する質問や不明点がある場合は、お気軽にご相談ください。