【永久保存版】リスティング広告用語&略語88選

WEBのマーケティングの基本であるリスティング広告には、用語が略語の種類がかなり多く存在しています。

「聞いたことはあるけど、意味までは分からないもの」や「全く聞いたことがないもの」など、用語や略語を理解していなければ、業務に支障が出ることは間違いないでしょう。

本記事は、リスティング広告を担当することになったが、広告用語について不安を抱えている企業のマーケティング担当者に向けて、リスティング広告の用語や略語についてまとめたものです。

広告運用の業務で困った時に、ぜひ参考にして下さい。

リスティング広告に関わる用語集32選

まず、基本となるリスティング広告に関する用語32選についてまとめました。

用語意味
1.リスティング広告検索エンジンやウェブサイト上で表示される広告のこと。
キーワードに関する広告を特定位置に表示して、ユーザーのクリックやコンバージョンを促進させる手段で、ユーザーが検索した語句に連動し、表示される。
2.キャンペーン広告を管理する単位を指す言葉。キャンペーン内には、複数の広告グループが含まれており、キャンペーンごとに予算や配信地域を管理することができる。
3.広告グループキャンペーンの下層の広告管理単位。
広告グループ毎にキーワード、広告文を管理することができる。
4.キーワード広告配信者が広告グループ毎に設定する単語。
検索エンジンマーケティングにおいて、ユーザーをターゲティングする際に用いられる。
設定したキーワードでユーザーが検索した際に広告が配信される。
5.検索クエリユーザーが検索窓に実際に入力するキーワードやフレーズ
6.インプレッション数(IMP)広告の表示回数を指す。(Impressionの略)
7.インプレッションシェア広告の表示機会に対して、実際に広告が表示された回数の割合
8.クリック率(CTR)広告が表示された回数のうちクリックされた割合(Click Through Rateの略)
9.平均クリック単価(CPC)1回のクリックにかかる費用の平均(Cost Per Clickの略)
10.コンバージョン(CV)広告をクリックしたユーザーが広告主の期待する行動を達成すること
11.コンバージョン単価(CPA)コンバージョン1件あたりにかかった費用(Cost per Actionの略)
12.コンバージョン率(CVR)クリック数に関するコンバージョン数の割合(Conversion Ratemの略)
13.ランディングページ(LP)リスティング広告をクリックした後に移行した先(Landing Pageの略)
14.掲載順位検索結果によって表示される順番。
掲載順位が高まることで、より多くの検索ユーザーの目につく時間が長くなり、クリック率も高くなる。
15.品質スコア広告全体(広告文、キーワード、ランディングページ)の品質を表す指標。
検索ユーザーにとって有益だと判断されれば、品質スコアも高くなる。
16.入札広告主が各キーワードに対する上限クリック単価を決め、設定すること
17.最低入札単価広告を表示させるための必要な入札単価
18.広告ランク入札単価×品質スコアで決める数字。この数字によって掲載順位が決定する。
19.KPI最終的なゴールを達成するための具体的な数値目標
重要経営指標、重要業績指標と訳されることが多い。(Key Perfomance Indicatorの略)
20.ROAS広告の費用対効果を指す(Return On Advertising Spendの略)
21.ROI支払った広告費に対する利益の割合(Return On Investmentの略)
22.SEO検索エンジン最適化(Search Engine Optimizationの略)
23.SEM検索エンジンからの集客に特化したマーケティング
24.LPOランディングページ最適化。ユーザーの興味関心に合わせてランディングページを最適化する。
25.PPC広告クリックするたびに費用が発生する仕組み(Pay Per Click広告の略)
26.コンバージョンタグコンバージョン数を測るために、ランディングページ等のコンバージョンが発生するページに設定するコード
27.マッチタイプ広告配信者が設定するキーワードとユーザーの検索した語句が、どのように一致した時に広告を表示するかの設定。
完全一致、部分一致、絞り込み部分一致、フレーズ一致の4パターンが存在する。
28.完全一致設定したキーワードと完全に一致した時に、広告を表示すること
29.部分一致設定したキーワードに加え、関連性のあるキーワードで検索した場合に、広告が表示されること。
記号をつけずに登録すると、部分一致となる。
30.絞り込み一致完全一致と部分一致の間の厳密さ。
表記ゆれは一部許容はされるが、類義語や関連語句で検索した場合は、広告は表示されない。
31.フレーズ一致設定したキーワードと語順が一致した場合に、広告が表示される。
語順が一致していれば、他の語句が入っても広告は表示される。
フレーズの途中に別の単語が入っている場合は、表示されない。
32.除外キーワード広告を表示したくないキーワードの設定

Google広告に関わる用語集22選

次にリスティング広告の中で、Google広告に関する用語を22個まとめました。

用語意味
1.Google広告Google社の全5種類の広告サービス
2.自動入札機能設定した目標を効率的に達成するため、自動で入札してくれる機能
3.広告表示オプションGoogle広告文の下に、追加情報を設定できる機能
4.サイトリンク表示オプション検索エンジンの検索結果ページで、メインの広告の元に関連する追加のリンクを表示する機能
5.コールアウト表示オプション検索エンジンの検索結果ページで、メインの広告の下に追加のテキストハイライトを表示する機能
6.構造化スニペット表示オプション検索エンジンの検索結果ページで、メインの検索結果の下に詳細な情報やリスト形式の要素を示す形式で表示される機能
7.住所表示オプション検索エンジンの検索結果ページで、特定のビジネスや場所の住所を表示する機能
8.プロモーション表示オプション検索エンジンの検索結果ページで、特定の広告やキャンペーンのプロモーション情報を目立たせるために使われる機能
9.電話番号表示オプション検索エンジンの検索結果ページで、特定のビジネスの電話番号を表示する機能
10.メッセージ表示オプション検索エンジンの検索結果ページで、特定のビジネスへのメッセージ送信を容易にする機能
11.価格表示オプション検索エンジンの検索結果ページで、特定の製品やサービスの価格情報を表示する機能
12.アプリリンク表示オプション検索エンジンの検索結果ページで、特定のモバイルアプリへのリンクを表示する機能
13.リードフォーム表示オプション検索エンジンの検索結果ページで、特定のフォームを表示して、ユーザーに連絡先情報や興味を入力させる機能
14.入札単価シュミレーション入札単価を変更していけば、過去のクリック数や表示回数などの結果がどのように変化したかをシュミレーションする機能
15.インプレッションシェア損失率広告ランクが低いために、広告が表示されなかった回数の割合
16.Googleタグマネージャ(GTM)タグを設定することで、Webサイトの編集をせずに、GTMの管理画面からタグを追加・変更ができるツール
17.パフォーマンスプランナー予算の変更によって、設定した指標にどのような変化が起こるかをシュミレーションできるツール(以前は予算プランナーという名称)
18.キーワードプランナー検索キーワードのボリュームやクリック単価などを確認できるツール
19.ページ最上部インプレッションの割合広告が検索結果に表示された回数の中で、最上位に表示された回数の割合
20.ページ上部インプレッションの割合広告が検索結果に表示された回数のうち、上部に表示された回数の割合
21.予算による制限キャンペーンの1日の予算がGoogleの推奨よりも少ない時に、Googleの画面に表示されるもの
22.オーディエンスターゲティング年齢や性別、興味関心など広告配信対象のユーザーを設定する機能

業務上の会話でよくでてくる略語集18選

業務上の会話で出てくる略語についてまとめました。

略語正式名称
1.GDNGoogle ディスプレイネットワーク
2.YDNYahoo!ディスプレイアドネットワーク
3.YDAYahoo!広告のディスプレイ広告
4.タグマネタグマネージャー
5.tCPA目標コンバージョン単価→コンバージョン単価の目標値
6.tRAOS目標広告費用対効果→広告費用対効果の目標値
7.PLAショッピング広告
8.SERP,SERPs検索エンジン結果ページ
9.TD広告文、タイトルと説明文
10.YTMYahoo!タグマネージャー
11.MAマーケティングオートメーション
12.CRMカスタマーリレーションシップマネージメント
13.LTV顧客障害単価
14.BtoB対法人顧客の商取引
15.BtoC対個人顧客の商取引
16.DRM動的リマーケティング
17.DFOデータフィード最適化
18.リード見込み顧客

【その他】必ず押さえておきたい頻出用語集17選

最後に、その他の頻出用語についてもご紹介します。

用語意味
1.GoogleアナリティクスGoogleが提供するWebサイトのアクセス解析ツール
2.Google マーチャントセンターGoogle広告に商品情報を送信するための管理ツール
3.Google マイビジネス企業、店舗などの情報を登録することで、Googleが提供するサービス上にその情報を掲載させることができるGoogle提供のツール
4.Googleサーチコンソール所有するWebサイトの検索トラフィックや掲載順位を測定できるGoogleが提供するツール
5.Google オプティマイズGoogleが提供するランディングページのA/Bテストを行うためのツール
6.Cookieサーバーからユーザーが使用しているブラウザに送られる、ユーザーのデータを保存しておくためのファイルのこと。
ログイン状態を保持したり、設定情報を記憶するなどの利用方法がある。
7.GDPR(EU一般データ保護規則)EUにおける個人データ保護に関する法律(2018.5施行)
8.ITPApple社のブラウザ「safari」におけるユーザーのプライバシー保護を目的に実装されたサイトトラフィキングを制御する機能
9.グローバルサイトタグGoogleアナリティクスやGoogle広告のタグをまとめて記載できるタグ。
ITP対策で、コンバージョン計測を補完する機能がある。
10.コンバージョンリンカーGoogleタグマネージャーで使用できるGoogle広告のコンバージョン計測を保管するITP対策用のタグ
11.サイトジェネラルタグYahoo!広告のコンバージョン計測を補完するITP対応用のタグ
12.DMPインターネット上の様々な情報データを管理、分析したデータによって配信を最適化するプラットフォーム
13.DSP複数のアドエクスチェンジやアドネットワーク内の広告枠の買い付けや自動配信の広告主の効果最適化を支援するプラットフォーム
14.SSP広告オークションごとに最も収益性の高い広告が自動で配信される、媒体の収益最大化を支援するツール
15.LPOランディングページ最適化
16.DFOデータフィード最適化
17.リード見込み顧客

まとめ

リスティング広告には様々な用語や似た略語などが多く、なかなか覚えられないと不安に思う人もいるのではないでしょうか?

ただ見るだけではなかなか覚えることができないので、社内のメンバーとの会話の中で実際に使っていくことがおすすめです。

いつでも見返せるように、パソコンのメモなどにこのサイトリンクを貼っておくのも1つの方法です。いきなり覚えようとせず、1つ1つ覚えていきましょう。

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